2011年07月23日
明日から新潟・佐渡へ産地訪問
明日、早朝から新潟・佐渡へ、(株)はくばく和穀の会主催の産地訪問ツアーに出かけます
午前11時前に新潟・現地集合のため、明日もJR、山陽、東海道、上越新幹線にて向かうことにしています
朝5:40に東加古川駅にて乗車し、新潟到着は、10:49ですから、明日も約5時間余りの長旅ですが、乗り換えは西明石、東京の2回だけですから、空路を使うよりも、こっちの方が楽ですね
(空路を使うためには、伊丹空港までの電車が大変神戸空港からの新潟便はなくなってしまったし・・・
)
「なぜ、お米屋さんがお米の産地訪問に行く必要があるの?」
こんな質問を、先日聞かされました
その理由は、簡単に言うと
「自分達の扱うお米の産地が、どんな所で、どんな生産者が作っているか?
産地の生の情報を入手して、その情報を消費者に伝えるため」です
「そんな情報、インターネットで簡単に入手できるやん!」とも思われますが
「生産者の顔が見えるお米」を消費者に提供するためには、
やっぱり生の声が必要だと思います
そして、もう一つの理由として、私自身の勉強のためです
私は、米屋として、お米を販売していますが、”米作り”の経験はありません
平成3年にそれまでのコンピュータのSEの仕事をやめ、実家の家業である米屋の仕事を始めたものの、”お米”に対しての知識はありませんでした
帰郷後まもなくして、あの平成5年の米騒動に遭遇
その原因のひとつとなったのが、生産者の抱え込み
「我々米屋が必要なことは、生産者の声を聞いて、消費者に伝えることなんじゃないだろうか?」
この米騒動をきっかけに、食糧法が新食糧法へ、外国産米が日本に入ってくるようになり、そして米が自由化
米の値段がどんどん下落・・・10Kg¥6000台のお米が¥4000台、そして今では¥3000を切るお米も
専業農家がどんどん減少、そして米作りをやめる農家も・・・
初めてお米の産地訪問へ行ったのは、平成7年に高知へ
この時は、卸の社長に連れられて、営業マンと3人で
田んぼで実っている稲穂を真剣に観察することは初めて、そして生産者の方に米作りのお話を聞くのも初めて
生産者の方が話されることは、チンプンカンプン・・・・意味不明の言葉ばかり
「こんなことで、よくお米を売ってるな・・・」そう自分自身、恥ずかしく感じました
その後、いろんな産地を訪れ、いろんな作り方、苦労話を聞きながら、お米作りを勉学
「これって、私がわからないのと同じように、消費者、つまりお客様もわからないのでは?」
生産者の苦労話、「これだけ他と違ったこだわった作り方をしているから、美味しいんですよ!」
そして、そんなお米だからこそ、量販店よりも、値段が高いのは当たり前なんです
そのような事を消費者に対して、はっきりと言えるのは、このように、実際に生産者にお会いしてお話をお聞きするからこそ、出来るものであり、そうした行動、産地に直接出向いて、確認しているという姿勢が、大切だと思っています
先日7/7の宮城・・・・あのような大きな地震があって、そして放射能の問題も発生しているこの時だからこそ、生産者の取り組む姿勢を我々が感じ、そして消費者に伝えるのは重要な事です
明日から行く新潟・佐渡は、今年「世界農業遺産」に認定された地、注目の産地です
2年前から、この産地のお米を取り扱っている我が社、今年もここのお米に期待しています
明日は産地での生産者との意見交換、懇親、そして明後日月曜日には、佐渡市役所にて、佐渡市の市長との意見交換もスケジュールに入っています
今回も頑張って行って来ます
またブログにて報告しますのでお楽しみに
お米に対する熱意、しっかりうけとめました(^_^)
私の弟も、米作りの話をさせたら、語る語る(^_^)
今は、米作りをされなくなった人の分も、頑張ってます。
米作りは、想像以上に大変ですよ。
本当に、産地を廻ることで、米作りの大変さ、地域もよっていろんな工夫、ご苦労をされていることがわかりました。
先日の田植え体験もいい体験でした。
本当に、こんな大変な労働なのに、お米の値段がこんな安いなんて・・・
これからも、頑張って生産者の気持ちを伝えます。
今後とも、応援よろしくお願いします!!
行って話ししないと見えてこないところは、確かにあります。この秋は、お客さんを連れて、稲刈りに行きます。産地の報告をしたり、家族の話をしたり、実際に一緒に汗を流したりする事で、お客さんとの距離が縮まって、売り上げに繋がるのが理想だと思います。
また、直接生産者と会うことで、お得なことも何度かありました。
産地訪問も米屋にとっては、大切な行事みたいですね。^^
西田さんの産地訪問ブログを拝見していつも勉強になります。^^
これからも頑張って下さいまた勉強させて下さい。^^
産地訪問・・・米屋である我々にとって、大事な仕事ですよね!
ただ仕入れて、値段をつけて売る・・・これだったら、誰でもできます!
いかに、消費者に生産者の気持ちを伝えるか・・・それが私たちの仕事です。
これからも頑張りますので、応援、よろしくお願いします!
お客様に伝えることが出来るとは、私には思えません。
産地の方々との御縁を大切にされている西多さんの
産地訪問は、有意義であり!時間の許す限り!
御縁のある産地には、行くべきだと思います(^^)
今後も、大切な御縁を大切に頑張ってください(^^)
農家さんのご苦労、やはりお会いして、お話しして伝わることですよね。
でもあるとき、農家さんが言われたのですが…「わしらは、そんな苦労は
してない、むしろ楽しい♪」って、…なるほど、そんな気持ちも
しっかり伝えたいなぁって思いました(*^_^*)
そして、出来れば田植え体験、生き物調査、稲刈り体験などをきっかけに、
農家さんと、お客様の相互理解を深めていただこうと思っています。
非力では、ありますが私も西多さんを応援します!頑張って下さいませ(^^)
私も米屋で、産地には毎年何箇所も行きます。
それは、ただのビジネスを越えた、人間関係の形成にもなるからです。
よいお米を作って出荷してくれる農家さんには会いたくなるし、行ったら喜んでくれますね。
そして、農家さんはまた頑張って米作りしてくれるし、私も頑張って消費者にアピールしたくなる。
お金も時間もかかりますが、それを越える価値が産地訪問にはあると思いますよ!
頑張りましょう!
最近の卸の営業は、呼ばなかったら来ないという現状、そして、どんなお米があるか、紹介やオススメもしないのですから、情報なんて、期待出来ませんよね。
どんな方が作られているのか?そしてどんな場所で?
我々が消費者に伝える必要のある情報は、我々自身で集めるしかないです。
商売にとって大切な”ご縁”これからも大切にしていきたいと思っています。
今後とも、よろしくお願いします!
今回の佐渡でも、農家の方のお話をお聞きして、いろんなお話を聞くと、本当にご苦労が伝わってきます。
本当に生産者のメッセージ、伝えていかなければ!
応援メッセージ本当にありがとうございました。
農家の方々、本当に我々が行くと、気持ち良く受け入れてくれます。
そして話しをしていく中で、私達は
「こんな農家の方々のために、頑張って売らなくては!」
農家の方も
「皆さんのために、いいお米作りますよ!」
とお互いが刺激になって、エールを送りあっているようですね。
本当にお金では買えないものがありますね。
これからも一緒に頑張りましょう!
今後とも、よろしくお願いします!