2011年08月03日
収穫最盛期・・・ ~2011/07/30-31高知県南国市~
今年は担当者が昨年までの高知市五台山の事務所から、こちらの方へデスクが移ったとのことで、南国市にある事務所へと訪れました
ここに来る道中の田んぼです。よく実ってますね
ちょうど、高知の新米一番手である”南国そだち”が収穫の最盛期を迎えており、二番手の”ナツヒカリ”の収穫も始まっているようです
あれ、高知の新米は、ホップ、ステップ、ジャンプとリレー出荷じゃなかったのかな
先日の台風6号のもたらした雨、田んぼには被害はないものの、その後、雨が降ったりやんだりの天候が続き、なかなか田んぼが乾いて、収穫することが出来なくなり、一番手の”南国そだち”の収穫が遅れたようだ
昨年もこの頃に高知へ訪れたのだが、その時は、もう”南国そだち”が袋に入って、検査待ちで出荷間近だった
「生育は順調で、昨年よりも出来がいいのですが、収穫が遅れた」
と担当者は言われた
ただこの時は、
「台風9号の動きが心配!直撃ならば、コシヒカリの早刈りもありうる。そうなったら3品種同時!」
との心配も、あったのだが、その後、台風9号がそれたため、どうやら”コシヒカリ”は予定通りの収穫となりそうだ
確かに、丸々とした米粒をつけた稲穂、本当によく実っている
今回、田んぼ以外に、南国市にある高知県農業技術センターに連れて行ってもらうことになった
現在、高知で栽培している品種、またこれから栽培を検討している品種などがずらっと並んでいました
そんな中、少し面白い稲穂を見せていただきました
これ、餌米用の品種なんです異様に葉が長いでしょ
牛や豚の餌にするための稲ですから、実よりも草の部分の方が大きいんです
先日訪れた新潟もそうでしたが、平成23年産米で、餌米としての作付面積は増加していまして、高知では昨年の倍の面積になっているそうです
原因はというとやはり、販売目標数量に達せなかった、つまりは売れ残りが発生する主食用のお米は生産調整がかかるため、近年、トウモロコシなどよりも、国産の餌が重要視されていることから、このような餌米が盛んに作られている訳です
「餌米は、確実に消化(販売)出来ますからね。」とのお話
家畜の餌用のお米を品種開発するなんて・・・
人間の主食が、家畜の主食になってしまいそうと思うと、悲しいことですね
ちょっとショックでした
すでに収穫された田んぼ、そしてまだ実っている田んぼ
品種によって、収穫時期が異なるため、こういった風景はよく目にします
南国・高知は暑いですから、我々が訪れた午前10時頃は、すでに農作業を終えて、田んぼにコンパインが残っている風景ばかり
夜明けと共に、収穫作業を開始したりで、この暑い時間は皆さん、自宅で休まれているようですね
「それでも昨年に比べたら、ずっと涼しいです!
今年は高温障害の心配もなさそう!今年はお米にとってはいい気候ですね!」
と担当者の話
今日(8/3)現在、”南国そだち”についてはどうやら卸の倉庫にパラパラ入荷し始めた模様
”コシヒカリ”については、早ければ10日頃、卸着で、12日に我が社に入荷できる見込み
今年の新米は、ちょうどお盆に入荷、販売となりそう
さあ、いよいよですね頑張って販売しますよ
前日に大雨、でも田んぼは大丈夫でした! ~2022/08/06 滋賀県長浜市 農工舎、落庄商店
コウノトリに出会えました! ~2022/08/06 豊岡市出石町 西垣農園
高知県南国市の田んぼ ~2022/07/09高知県南国市
吉延の棚田、田んぼアート
今日は本山町にて!
産地から、こんな販促物が!
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