2011年02月16日
加古川異業種交流会定例会
昨晩は、加古川異業種交流会の定例会に出席してきました
この日の資料等一式ですあれ、気になる封筒が
実はこの会の副会長が、現在、加古川北高校のPTA会長をされているとのことで・・・・
この日、選抜高校野球出場に対しての寄付のお願いPRが冒頭行われました
今回作られた応援グッズとして野球帽とタオルが紹介され
「甲子園でまず1勝!
加古川の高校の校歌を甲子園に流そう!」
と力強く寄付協賛のお願いPRスピーチをされたこの方は、実は加古川北高の前校長先生です
凄い凄い
本当に頑張って欲しいですね応援してま~す
続いてが、本日のメインの講演会です
最先端テクノロジーセミナーと題して(株)テクノエックス 谷口一雄社長の講演でした
実は、今回の講師の谷口氏は、元 大阪電気通信大学工学部の教授です
私は、この大学の短期大学部(現在は、廃部となりました)の卒業で、谷口教授の研究室へは、サークルの工学部の先輩に連れられ、1,2回お邪魔したことがあるんです
それゆえ、今回の講演は是非とも聴きたく、楽しみにしていました
講演会の始まる前に、谷口先生と名刺交換させていただき、この事もお話させていただきました
在学中、お逢いしたときに、本当に気さくな先生という印象があったのですが、今も変わらず本当に懐かしかったです
今回の講演の中心となったのは、先生が長く研究されていて、最も得意とする分野であるX線のことでした
”X線がどうやって発見され、どんな性質を持ち、物質に対してどんな作用をもたらすか”という話から始まりました
こう書くと、”本当に難しい話の講演会だったのか”と思われると思いますが、実は本当に解りやすい話だったのです
そして話の中心となったのはX線の中でも、蛍光X線と呼ばれるものを利用した様々な物質の分析についてで、先生は、蛍光X線を様々な分野に利用することを研究されています
その1例として話されたのが、和歌山県で発生した”カレー毒物混入事件”の証拠品鑑定の話でした
実は、この事件の証拠品を分析して、”ヒ素”を検出して、それが被告宅にあったものとを分析鑑定したのが、この谷口先生の研究室、すなわち大阪電気通信大学の研究室なんです
この分析鑑定は、方法及び結果に至るまでが最高裁までも”正しい鑑定である”と認めたという、本当に高度な技術でした
また考古学の分野でも、この分析技術が利用されています
日本におけるエジプト考古学の第一人者である吉村教授の発掘にも、先生は同行され、吉村教授の発掘した資料の分析も、谷口先生が行い、その分析結果により、発掘資料がどのくらい古いものなのかを吉村教授が鑑定されるわけです
本当に母校、大阪電気通信大学の研究レベルの高さには驚かされます
と同時に、母校がこのように活躍しているのを知り、本当に嬉しく思いました
先生は、大学を退任後、2年前に現在の会社を設立され、この技術を、いろんな分野で役立てようと頑張っておられます
これからの先生の作られる様々な装置が楽しみです
そして、そんな装置が量産され、我々でも手軽に購入でき、分析が出来るような時代が訪れる”夢”の実現に向けて、谷口先生の今後ますますのご活躍をご祈念していきたいと思っております
本当に素晴らしい講演をありがとうございました
この日の資料等一式ですあれ、気になる封筒が
実はこの会の副会長が、現在、加古川北高校のPTA会長をされているとのことで・・・・
この日、選抜高校野球出場に対しての寄付のお願いPRが冒頭行われました
今回作られた応援グッズとして野球帽とタオルが紹介され
「甲子園でまず1勝!
加古川の高校の校歌を甲子園に流そう!」
と力強く寄付協賛のお願いPRスピーチをされたこの方は、実は加古川北高の前校長先生です
凄い凄い
本当に頑張って欲しいですね応援してま~す
続いてが、本日のメインの講演会です
最先端テクノロジーセミナーと題して(株)テクノエックス 谷口一雄社長の講演でした
実は、今回の講師の谷口氏は、元 大阪電気通信大学工学部の教授です
私は、この大学の短期大学部(現在は、廃部となりました)の卒業で、谷口教授の研究室へは、サークルの工学部の先輩に連れられ、1,2回お邪魔したことがあるんです
それゆえ、今回の講演は是非とも聴きたく、楽しみにしていました
講演会の始まる前に、谷口先生と名刺交換させていただき、この事もお話させていただきました
在学中、お逢いしたときに、本当に気さくな先生という印象があったのですが、今も変わらず本当に懐かしかったです
今回の講演の中心となったのは、先生が長く研究されていて、最も得意とする分野であるX線のことでした
”X線がどうやって発見され、どんな性質を持ち、物質に対してどんな作用をもたらすか”という話から始まりました
こう書くと、”本当に難しい話の講演会だったのか”と思われると思いますが、実は本当に解りやすい話だったのです
そして話の中心となったのはX線の中でも、蛍光X線と呼ばれるものを利用した様々な物質の分析についてで、先生は、蛍光X線を様々な分野に利用することを研究されています
その1例として話されたのが、和歌山県で発生した”カレー毒物混入事件”の証拠品鑑定の話でした
実は、この事件の証拠品を分析して、”ヒ素”を検出して、それが被告宅にあったものとを分析鑑定したのが、この谷口先生の研究室、すなわち大阪電気通信大学の研究室なんです
この分析鑑定は、方法及び結果に至るまでが最高裁までも”正しい鑑定である”と認めたという、本当に高度な技術でした
また考古学の分野でも、この分析技術が利用されています
日本におけるエジプト考古学の第一人者である吉村教授の発掘にも、先生は同行され、吉村教授の発掘した資料の分析も、谷口先生が行い、その分析結果により、発掘資料がどのくらい古いものなのかを吉村教授が鑑定されるわけです
本当に母校、大阪電気通信大学の研究レベルの高さには驚かされます
と同時に、母校がこのように活躍しているのを知り、本当に嬉しく思いました
先生は、大学を退任後、2年前に現在の会社を設立され、この技術を、いろんな分野で役立てようと頑張っておられます
これからの先生の作られる様々な装置が楽しみです
そして、そんな装置が量産され、我々でも手軽に購入でき、分析が出来るような時代が訪れる”夢”の実現に向けて、谷口先生の今後ますますのご活躍をご祈念していきたいと思っております
本当に素晴らしい講演をありがとうございました