2011年01月22日
「大寒」の水で”寒餅”
一昨日(1/20)は、「大寒」
平荘小学校での”ごはんパワー教室”の冒頭でも、「大寒」のことを少しお話しました
「大寒」は、二十四節気の一つで、”寒”の真ん中で一年中で最も寒い頃です。
”寒”とは、小寒(1/5)から立春の前日、節分(2/3)までの事を言います。
古くから、寒の水は、病気を治し、健康で長生き出来ると言われ、特に「大寒」の朝の水は1年間腐らないと言われ容器などに入れて、納戸などに保管する家庭も多かったようです。
そして、そのような事から昔から「寒にお餅を搗く」という風習があるのです
我が社では昨年も今年も、「大寒」の水でもち米を浸漬し、そして翌日(1/21)に搗く”寒餅”を予約販売しました
”寒餅”は、このような棒のし餅を作ります
一年中で最も寒いこの頃に、寒風にさらして、固くなった頃、薄くお餅を切って、保存します
昔は、缶の入れ物に入れて、このようなお餅を保存して、食べる時に、火鉢などで焼いて食べたりしていたそうです
昔の子供達のおやつとして、”寒餅”は、貴重なものだったようです
最近では、このような”寒餅”を作るご家庭も本当に少なくなりました
そのため、我が社では、”寒餅”として、”あん餅”も作ってもらっています
この”あん餅”も、一つずつサランラップに包んで、冷凍して、食べたい時に、オーブントースターやフライパンで焼いて食べることが出来ます
2~3ヶ月ぐらいは保ちますので、おやつとして、いい保存食になり、こちらもオススメです
今年の”寒餅”の販売は終了しましたが、毎年、”寒餅”販売していますので、こちらも、よろしくお願いします