2009年05月16日
西垣農園~兵庫県豊岡市~2009/05/15
我が社で販売している”こうのとりを育む農法”により栽培された
兵庫県豊岡市産コシヒカリ
「こうのとり物語」の生産者である
出石アグリ西垣農園に伺いました
”こうのとりを育む農法”とは、豊岡市がコウノトリを野生復帰させるために推進した環境にやさしい農法です。
この農法は、コウノトリの餌であるドジョウなど生き物が生息する環境の田んぼでの米作りが行われているため、
農薬の使用は極めて少ない、または、無農薬で、肥料も化学肥料は一切使わないため、安全で体にやさしいお米を収穫することができます。
今日は、田植え作業が行われている田んぼに、おじゃましました
ここの田んぼは、1枚が1ヘクタールもあります
広い
西垣さんの田植えには、他とは違った工夫があります
田植えをされた苗の横にあるスジがそれです
田植えと同時に、この液体肥料を田んぼの土壌に注入するのです
この液体肥料は、魚のガラを発酵させて作られた有機液肥です
この液体肥料を、田植え機のタンクに注入し、田植え機についているノズルから、植え付けられた苗の横に注入される仕組みになっているのです。この地域では、この液体肥料を用いて米作りされているのは、西垣さんの田んぼだけです
つまり、この田植え機も通常とは違う特別仕様です
田植えの作業の合間に、西垣さんにお話を伺いました
「農薬と化学肥料を信じて米作りを続けていいのだろうか」
という疑問の中から
コウノトリと共生するための環境にやさしい米作り
を始められた西垣さん
「農薬をほとんど、あるいは全く使わないお米作りには、本当に手間がかかることですが、そんなお米だからこそ、自信を持って、お客様に提供出来るんです!」そんな、熱い想いを語られました
その後、作業場の方へ向かいました
玄米色選機と低温倉庫です
出荷されるすべての玄米は、この玄米色選機にかけられ、着色や虫喰いなどのある不良な玄米は、籾すり後、袋詰めの前の段階で除去されます。
また玄米は、この低温倉庫で保管され、ここに入らない分は、籾のまま貯蔵されています。
”出来る限り、穫れたての品質を維持し、
良質なお米を出荷する”
西垣農園の”こだわり”です
そして、ここで驚くべくデータを見せていただきました












よろしくお願いしま~す

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