2008年05月31日
決算期末・・・とうとう600投稿目
のち いよいよ我が社は、今日、第39期の決算期末を迎えた私が、社長となってからは、6回目の決算期末となる
年々、お米の消費量が減少、お客様の購入数量も減ってきた
私が、帰郷して、この米屋の仕事についた平成3年頃は、お米の米袋には、14Kg袋があった。
14Kgというのは、1升(1.4Kg)ですので1斗となり、「お米1斗、持ってきて!」と注文をされるお客様もありました。
「○○さんは、1斗袋2つ!」とか・・・その後、10Kg袋が出来たのです。
考えてみれば10Kgっていうのは、お米約7.1升強ですから、中途半端な数量ですよね
でも、「合」「升」「斗」という単位を使うのは、お米だけ、その他の食品は、「Kg」「g」ですから、お米もこのような売り方に変わったのでしょう。
10Kgが出来、お米の袋が14Kgと10Kgに・・・もちろん業務用は、もっと大きい30Kgです。
これももともとは、2斗袋だったようですが、お米の販売数量が10Kg、20Kgという単位になってきたので、30Kgを入れるようになったんだと思います
もちろん、この頃、それより小さい5Kg袋もありましたしかし、売れ行き商品の主流が10Kg、14Kgでしたので、5Kg袋のお米は、10Kg袋のお米の数量の半分以下、それでも、5Kg袋は売れ残っている状態でした。平成3~5年頃の事です
時代は、移り変わった・・・
平成5年の大不作によりこの年末から平成6年春にかけて、日本国内の米が著しい供給不足(コメ不足)となり、価格の暴騰・外国産米の緊急輸入などが起き、それまでの「食糧管理制度」の脆弱性に対する非難が増加。
このため、政府による管理を強化する一方、農家でも米を直接販売できるようにするなど、政府はそれまでの方針と異なる方向への運用改善を余儀なくされ、この政府の管理であった食管法が廃止され、新食糧法が、施行されました
これによりお米を販売する業者が急増。もともとは、米農家に対しての販売先の自由、米の生産者から消費者までの流通の多様化など、日本の主食である米のさらなる発展を期待した新食糧法の施行のはずでした
しかし、食の多様化に伴い、消費者は、”安くて、満足出来る食品”を求めるようになりました。
お米も、安いお米が、量販店などで、どんどん売られるようになりました。そして、そこには、”安全、信用”という言葉がなくなっていました。
通常の入札価格では考えられない安いお米・・・表示の偽造、安い外国産米の混入・・・食の安全が崩れていることに、消費者は気づかなかったのだろうか
”安くて、満足出来る食品”となったお米も、食文化の変化からか、安くなっても、売れない、消費が減少する食品となってしまった。
あれだけ、平成5年、無くなった時に、欲しがっていたお米が、いつでも手に届くようになったら、興味が薄れる食となってしまった
我が社でも、現在では、販売しているお米のほとんどが5Kg袋となり、精米時に作る10Kg袋の数量が、5Kg袋の数量の半分以下となり、そして2Kg袋も登場!もちろん14Kg袋は姿を消し、確実に消費量、販売量の激減を目の当たりに感じました
もう、日本人は、お米を主食とするより、
パンや麺類を主食とする食文化の方が、好むのだろうか
日本人は、お米が嫌いになってしまったのだろうか
需要に対する供給のバランスを保つための減反政策により、米を生産する農家も激減し、田んぼがどんどん減っていきました。
いくら田んぼを減らしても、お米が余る、米価は下がる、もう日本の農家は、稲作をやめていきました。
食べるものがどんどん輸入にたよるようになり、国民自給率は遂に40%を割りました
世界的な食料不足、穀物不足が叫ばれている中、これからの日本の進むべき道は、自給率を上げることでしょう
世界が日本に食料を売ってくれなくなったら、日本は、餓死してしまいます。
いくらお金があっても、頭が良くても、食べ物が無くなったら終わりです
私は、今の仕事、米屋は
”日本の食文化を守る仕事”として誇りを持っています
来期も”お米の専門店”として、そして”お米中心の食文化が好きな日本人”を増やすため、安心した美味しいお米を消費者に紹介し、販売して行きたいと思っています。
来期こそ、お米の売り上げ、精米数量UPに、頑張ります
今こそ、ご飯食を、見直しましょう!
農家の皆さんに、美味しいお米を作ってもらうよう、国産で本物のお米を購入しましょう!!
この投稿で、とうとう600投稿目になりました次ぎは、700投稿目指して、頑張ります
何か決意表明のようになった、600投稿目でした
年々、お米の消費量が減少、お客様の購入数量も減ってきた
私が、帰郷して、この米屋の仕事についた平成3年頃は、お米の米袋には、14Kg袋があった。
14Kgというのは、1升(1.4Kg)ですので1斗となり、「お米1斗、持ってきて!」と注文をされるお客様もありました。
「○○さんは、1斗袋2つ!」とか・・・その後、10Kg袋が出来たのです。
考えてみれば10Kgっていうのは、お米約7.1升強ですから、中途半端な数量ですよね
でも、「合」「升」「斗」という単位を使うのは、お米だけ、その他の食品は、「Kg」「g」ですから、お米もこのような売り方に変わったのでしょう。
10Kgが出来、お米の袋が14Kgと10Kgに・・・もちろん業務用は、もっと大きい30Kgです。
これももともとは、2斗袋だったようですが、お米の販売数量が10Kg、20Kgという単位になってきたので、30Kgを入れるようになったんだと思います
もちろん、この頃、それより小さい5Kg袋もありましたしかし、売れ行き商品の主流が10Kg、14Kgでしたので、5Kg袋のお米は、10Kg袋のお米の数量の半分以下、それでも、5Kg袋は売れ残っている状態でした。平成3~5年頃の事です
時代は、移り変わった・・・
平成5年の大不作によりこの年末から平成6年春にかけて、日本国内の米が著しい供給不足(コメ不足)となり、価格の暴騰・外国産米の緊急輸入などが起き、それまでの「食糧管理制度」の脆弱性に対する非難が増加。
このため、政府による管理を強化する一方、農家でも米を直接販売できるようにするなど、政府はそれまでの方針と異なる方向への運用改善を余儀なくされ、この政府の管理であった食管法が廃止され、新食糧法が、施行されました
これによりお米を販売する業者が急増。もともとは、米農家に対しての販売先の自由、米の生産者から消費者までの流通の多様化など、日本の主食である米のさらなる発展を期待した新食糧法の施行のはずでした
しかし、食の多様化に伴い、消費者は、”安くて、満足出来る食品”を求めるようになりました。
お米も、安いお米が、量販店などで、どんどん売られるようになりました。そして、そこには、”安全、信用”という言葉がなくなっていました。
通常の入札価格では考えられない安いお米・・・表示の偽造、安い外国産米の混入・・・食の安全が崩れていることに、消費者は気づかなかったのだろうか
”安くて、満足出来る食品”となったお米も、食文化の変化からか、安くなっても、売れない、消費が減少する食品となってしまった。
あれだけ、平成5年、無くなった時に、欲しがっていたお米が、いつでも手に届くようになったら、興味が薄れる食となってしまった
我が社でも、現在では、販売しているお米のほとんどが5Kg袋となり、精米時に作る10Kg袋の数量が、5Kg袋の数量の半分以下となり、そして2Kg袋も登場!もちろん14Kg袋は姿を消し、確実に消費量、販売量の激減を目の当たりに感じました
もう、日本人は、お米を主食とするより、
パンや麺類を主食とする食文化の方が、好むのだろうか
日本人は、お米が嫌いになってしまったのだろうか
需要に対する供給のバランスを保つための減反政策により、米を生産する農家も激減し、田んぼがどんどん減っていきました。
いくら田んぼを減らしても、お米が余る、米価は下がる、もう日本の農家は、稲作をやめていきました。
食べるものがどんどん輸入にたよるようになり、国民自給率は遂に40%を割りました
世界的な食料不足、穀物不足が叫ばれている中、これからの日本の進むべき道は、自給率を上げることでしょう
世界が日本に食料を売ってくれなくなったら、日本は、餓死してしまいます。
いくらお金があっても、頭が良くても、食べ物が無くなったら終わりです
私は、今の仕事、米屋は
”日本の食文化を守る仕事”として誇りを持っています
来期も”お米の専門店”として、そして”お米中心の食文化が好きな日本人”を増やすため、安心した美味しいお米を消費者に紹介し、販売して行きたいと思っています。
来期こそ、お米の売り上げ、精米数量UPに、頑張ります
今こそ、ご飯食を、見直しましょう!
農家の皆さんに、美味しいお米を作ってもらうよう、国産で本物のお米を購入しましょう!!
この投稿で、とうとう600投稿目になりました次ぎは、700投稿目指して、頑張ります
何か決意表明のようになった、600投稿目でした