2021年03月10日
令和2年産「食味ランキング」が発表になりました!
日本穀物検定協会が、先週4日に、
「令和2年産米の食味ランキング」を発表しました
最高位の評価となる「特A」産地銘柄数は、今年も50を超え、
53銘柄となり、基準米(コシヒカリの複数産地ブレンド)に
劣る評価となる「B’、B」評価は、今年もゼロ
いわゆる全ての出品産地品種が
基準米の食味を超える評価となりました
平成元年産からの特Aランク一覧表はこちらです
「令和2年産米の食味ランキング」を見て、私が感じた事
北陸地方の生産地が苦戦
・新潟県産コシヒカリは、6産地中3産地のみ「特A」評価
・富山、石川県産米の「特A」評価は、なし
・福井県産米も、「特A」評価は、”いちほまれ”のみ
”あきたこまち”が「特A」陥落
”ひとめぼれ”、”ヒノヒカリ”も苦戦
・秋田県産 あきたこまち は、全ての産地で
「特A」を逃したのは9年ぶり
・”ひとめぼれ”も、「特A」評価は、
秋田の1産地と福島の2産地のみ
・”ヒノヒカリ”については16産地出品したものの
「特A」評価は宮崎県の2産地のみ
新品種の「特A」獲得が目立つ
・北海道は、新品種3品種が「特A」
”ゆめぴりか”は10年連続、
”ななつぼし”は11年連続、
”ふっくりんこ”も2年連続で安定している
・青森”青天の霹靂”、岩手”銀河のしずく”
山形”雪若丸”も「特A」獲得
・”にこまる”は、出品した5産地全てで「特A」
要するに、生産量の多い昔からの品種である
”コシヒカリ”、”あきたこまち”、”ひとめぼれ”、”ヒノヒカリ”
の「特A」獲得は少ないですが、
生産量が少ない新品種の「特A」獲得が多く、
またこれらの新品種は、昨年産から評価アップや連続獲得
が多いです
我が社では、多くの新品種を陳列しています
是非とも、新品種をお試し下さい
明日、福島のお米を精米、新商品を陳列します
令和2年産の福島県産米、5産地銘柄で「特A」獲得です
福島県産米は、これで4年連続日本一です