2018年11月17日
加古川市農林漁業祭 穀物の部品評会
昨日午後、加古川市役所9階の会議室で開催され、
今年も審査員として出席しました
今年は昨年より31点少ない、117点が出品
1等米は、47点
2等米は、66点、そして、もち米4点
審査方法は、この117点のお米から、各審査員が、選んで、
この2次選考テーブルに、カルトンを持ってくる
審査員全員で協議して、4点に絞り込む
そして、この4点に、順番をつけて、最優秀賞を決定する
今年の最優秀に選ばれたお米です
審査委員として参加されていたJAの方の話しによると
今年の加古川のお米は粒の張りが少なく、細いのが特長
ただ、シラタ米は、少ない
ヒノヒカリは、刈り遅れによるヤケ米の被害粒
登熟期に、台風が立て続けに来た影響で、穂ずれにより、
表面が傷ついたお米が多い
そのため、2等米が多いようです
また同じく審査委員として参加されている
農水省近畿農政局の方のお話しでは、
「加古川市を含む、兵庫県南部の10アールあたりの予想収量は
前年比-9Kg、県北部は前年比-15Kg
9月に入ってから、気温、日照時間が平年を下回ったことが原因
と考えられる」
とのことです
最後に、生産地、生産者などが発表された
最優秀は、尾上町、そして第2位の優秀も、平岡町の生産者が入った
この結果には、驚きましたね
おそらく、市南部の方が、北部に比べて、風の影響が少なかったのではないでしょうか
品種もすべて「ヒノヒカリ」でした
「コシヒカリ」「キヌヒカリ」は、高温障害も出ていたので、
晩稲の「ヒノヒカリ」に軍配があがったのでしょう
また、品種別の出品数も、「ヒノヒカリ」が全体の8割以上でした
いつもこの穀物品評会は、勉強になります
今年も、ありがとうございました