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2014年10月17日

最後の試練 ** 闘病日誌VOL.4 **

パソコン闘病日誌 VOL.1 http://ricestore.tenkomori.tv/e366153.html

パソコン闘病日誌 VOL.2 http://ricestore.tenkomori.tv/e366349.html

パソコン闘病日誌 VOL.3 http://ricestore.tenkomori.tv/e366731.html

の続きですチョキ


10/5 入院17日目

未明。激しい腹痛が(T_T)たまらずナースコール、担当看護士さんが部屋へ駆けつけた。
すぐさま、夜間当直医の診察、CT検査、血液検査をすることとなった。

深夜の病院の中、車椅子に乗って、看護士さんとCT検査室に向かう。

CT検査室は、内科病棟のある新館から、渡り廊下を通り、階下に降りる。

階下に降りるエレベータを待つている時、

「ちくしょう~もうちょっとだったのに・・・」と思わず言葉を発してしまった。

「あまりにも順調過ぎたので、神様がきっと悪いところを探して、

 ”ここも一緒に治しなさい!”って言ってるですよ!

 焦らず、もう少し頑張りましょう!」

と看護士さんはなくさめてくれた(>_<)

CT検査の後、とりあえずは痛み止めを点滴するも、痛みを少しやわらげる程度、痛みにうなされながら朝を迎え、主治医の診察。
どうやら、今度は胆嚢が炎症を起こしたらしく、再び絶食絶飲、点滴生活に戻り、もちろん退院延期となった。

最後の試練 ** 闘病日誌VOL.4 **最後の試練 ** 闘病日誌VOL.4 **
今日1日は痛みで悩まされた(>_<)
点滴の痛み止め、服用薬の痛み止めがきかず、坐薬の痛み止めでようやく痛みが一時的に止まった。
主治医から今後の治療として、手術か抗生剤の点滴かの選択を考えて欲しいとのお話しが、どうするか悩むところだ(+_+)
どちらにしろ、入院生活はまだしばらく続きそうだ。


10/6 入院18日目
この日は朝から、熱も38℃代と高く、朝の血液検査で炎症が激しく抗生剤で散らすのは、無理との判断となり、

夕方、緊急手術で、胆嚢を摘出することになった。

手術前に、空いている左腕に、手術用の点滴の針を入れることとなった。

でも、いつものように、血管の出にくい私の腕、しかも、太い針(+_+)

この日の担当看護士さんが、3回刺すも血管に当たらず、次に来た看護士さん、その次の看護士さんも、ダメ(>_<)

4人目の看護士さんで、ようやく針が入って、とりあえずは点滴の準備完了。

その後、尿をとる管を入れる。これがなんとも気持ち悪い。

おへその掃除。そして執刀医である外科医の説明、麻酔医の説明、手術室の看護士の説明を受け、いよいよ車椅子で手術室へ。

「手術が終わったら、外科病棟にお部屋がかわります!」と看護士さん。

内科病棟、個室ともお別れだ(+_+)


手術は、お腹に小さな穴を開けて行う、腹腔鏡下胆嚢摘出術で行われ、3時間程で終了した。

手術後、麻酔からさめたら、痛みもなく、本当に気分が良かった(^O^)


10/7  入院19日目
術後、麻酔も切れ、そして昨日から続いている熱がさらに高熱39℃台にあがり、一日中、高温でうなされた。

この日の朝、ナースステーション横のICUから、一般病室へ移動。

外科病棟は大部屋ばかりで、私も6人部屋の大部屋に入ることとなった。


10/8 入院20日目
今日は朝から、熱も微熱に落ち着いた。
朝の診察で、手術で体に入れているチューブを抜いた。


最後の試練 ** 闘病日誌VOL.4 **

↑食事も朝食から再開、パン。

そしてお昼前には一時的に点滴もお休みとなり、かなり体を自由に動かすことが出来た。

最後の試練 ** 闘病日誌VOL.4 **最後の試練 ** 闘病日誌VOL.4 **

↑お昼は全粥(写真左)

おかずの内容、量がこれまでよりも多く感じたので、すぐさま、管理栄養士の先生に電話で問い合わせた。

”傷口を治すために栄養をつける”ことを優先に考えて、今までの膵臓食でなく、普通食になっているとのこと。

そして夕食(写真右)は、’軟ご飯’、となっているということを教えてもらった。

「軟ご飯ってどうやって炊飯しているのですか?」と聞くと、

「炊飯された釜の中から、柔らかいご飯の部分をとっているので、特別にこれだけで炊飯しない。」

と教えてもらった。

”ふ~ん、だから普通ご飯が、あの状態なんだ”、少し改善提案を出来るなと考えた。


今日は病棟で、音楽療法といって加古川音楽療法研究会の皆さんによる演奏会がデイルームで開催。
バイオリン、電子ピアノなどの演奏に癒された(^o^)病院って、いろんな事考えてるんですね(^o^)感謝(*^_^*)


10/9 入院21日目
今日は、朝イチで採血。結果良好で傷口の様子も良好な事から、
「明日、退院しても良いですよ!」
との退院許可がおりた(^o^)
傷口も、ガーゼからすべて絆創膏にかわり、体も身軽に(^o^)
点滴も朝と夕方に抗生剤の点滴があるのみ、それ以外は、かなり自由がきく。
今日はあまりはしゃぎ過ぎずに、体を動かして、栄養士先生の所へも明日退院の報告、そして毎日の病院食を作ってくださっている、我が社のお米の納入先である日清医療食品の責任者の方と、病院食についてのディスカッションもする機会も持てた。今回患者となったために感じる事が出来た貴重な体験、この事を、今後のこことの取引に役立てたいと思う。

栄養室からの帰り、内科病棟に立ち寄り、偶然にも、あの晩、胆嚢が痛んだ晩の担当看護士の早川さんとあった。

「明日、退院します!お世話になりました!」とご挨拶

「今度こそは、大丈夫ですね!おめでとうございます!」と看護士さん


さあ、明日は午後、いよいよ退院!
今晩は病院での最後の夜、おとなしくするつもりです(^_^)v

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↑朝食(写真左上)、昼食(写真右上)、夕食(写真下)

普通食のため、これまでよりも、味がしっかりしている。でも薄味の方がいいような・・・(+_+)



10/10 入院22日目

最後の試練 ** 闘病日誌VOL.4 **

↑外科病棟の病室から見る、入院生活最後の夜明け

朝一番で検温。36℃平熱異常なし!

最後の試練 ** 闘病日誌VOL.4 **

↑朝食、この日も普通ご飯。


朝食後、土壇場で、抗生剤1本の点滴。

約1時間で終わり、いよいよ身の回りの整理に入る。

と同時に、同室の方に、ご挨拶。なんと3人中、2人までが我が店をご存知だった(*_*)


最後の試練 ** 闘病日誌VOL.4 **

↑最後の食事、昼食

午後2時、妻が迎えに来てくれて、入院費用の精算を済ませて、退院。


最後の試練 ** 闘病日誌VOL.4 **

↑ベッドに付けられていた名札。


22日間の入院生活が終わった(^O^)

ほんと、いろいろあったな(+_+)

そして何よりも、毎日、病室に洗濯物や仕事の連絡など、見舞いに来てくれた妻に、感謝です!

本当にありがとう!



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Posted by 西多 寛明  at 15:27 │Comments(0)闘病日誌

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