2007年11月01日
今日から新米穀年度
今日、11/1は、我々米穀業者にとっては、区切りとなる日、今日から平成19年度米穀年度(通称:19RY)が始まります
米穀年度(べいこくねんど)とは、日本で米穀の取り引きに関わる年度のことです。
米は日本の主食であるため、日本の行政機関の1つである農林水産省が食糧管理法に基づき、その生産や流通までを長らくのあいだ一貫して管理してきました。
米穀年度は収穫を基準にした年度ですから、その年度の開始は、11月1日から翌年の10月31日までの1年間を区切りとしています。
したがって、1月1日から12月31日という一般的に理解されている1年の区切りや、日本の行政機関で慣例となっている会計年度とも一致していないのです。
また、市場に流通している米は◯○年度産という表示が行われていても、米の収穫時期には早場米から遅場米まで相当な幅があって、米穀年度が実際に収穫された暦日とは一致していないため誤解を生じる恐れがあります。
つまり、11月になるまでに、たいがいの産地では新米が収穫されていて、平成19年度産は、今日を待たずして流通しているのです。
また、新米・古米という通俗的な区分は、その基準が一層あいまいです。
JAS法に基づく表示の規定では、その年度のお米いわゆる新米が翌年1月1日以降に精米した場合、袋に”新米”という文字を表示出来ないことになっています。
古米に関しても、新米が穫れて初めて、昨年度の米が古米となるわけですから、収穫の時期が、現在のように7月中から11月上旬頃までと幅広くなっているので、古米と言う時期もむずかしいです。
そういう意味では、米穀年度が11月からというのも、おかしい話ですね
米穀年度(べいこくねんど)とは、日本で米穀の取り引きに関わる年度のことです。
米は日本の主食であるため、日本の行政機関の1つである農林水産省が食糧管理法に基づき、その生産や流通までを長らくのあいだ一貫して管理してきました。
米穀年度は収穫を基準にした年度ですから、その年度の開始は、11月1日から翌年の10月31日までの1年間を区切りとしています。
したがって、1月1日から12月31日という一般的に理解されている1年の区切りや、日本の行政機関で慣例となっている会計年度とも一致していないのです。
また、市場に流通している米は◯○年度産という表示が行われていても、米の収穫時期には早場米から遅場米まで相当な幅があって、米穀年度が実際に収穫された暦日とは一致していないため誤解を生じる恐れがあります。
つまり、11月になるまでに、たいがいの産地では新米が収穫されていて、平成19年度産は、今日を待たずして流通しているのです。
また、新米・古米という通俗的な区分は、その基準が一層あいまいです。
JAS法に基づく表示の規定では、その年度のお米いわゆる新米が翌年1月1日以降に精米した場合、袋に”新米”という文字を表示出来ないことになっています。
古米に関しても、新米が穫れて初めて、昨年度の米が古米となるわけですから、収穫の時期が、現在のように7月中から11月上旬頃までと幅広くなっているので、古米と言う時期もむずかしいです。
そういう意味では、米穀年度が11月からというのも、おかしい話ですね