2009年09月13日
JA豊栄~新潟県新潟市~2009/08/29
お待たせしましたやっと、産地訪問記を書き始めることが出来ましたまずは、新潟から
平成19年以来、2年ぶりに新潟を訪れました
ここは新潟県の旧豊栄市、平成の大合併で現在は、新潟市北区となっていますが、JA豊栄はそのままです
何といってもここは新潟、JAの建物、低温倉庫は大きく、立派です
そして見渡す限り田んぼ!広い!一枚が1町(1ヘクタール)から1町5反もあるんですよ
このJA管内で作られているお米は、新品種”こしいぶき”と”コシヒカリBL”です。
”こしいぶき”(写真)は、9月中旬に収穫、もう少しですね
このJA豊栄のお米は、コシヒカリ専用の有機肥料の開発を平成5年より取り組んでおり、平成10年にJAとよさか独自のコシヒカリ有機化成858有機60%入り肥料”うん米”を開発、平成11年より”うん米コシヒカリ”として出荷しているそうです
”こしいぶき”に対しても同様に、有機化成肥料による特別栽培を行っています
さらに、このJAのお米は、”はさかけ風味とよさか米”と名付けられ、ビンという乾燥用サイロに収穫した籾を入れ、下から風を送り、かくはんしたり、別のビンに移しながらという作業により2~3日かけて籾をじっくり乾燥しますので、食味は抜群です
我が社では、このお米を定番のお米として、店頭に陳列おり、頒布会でも紹介しています
このたび、このJA豊栄の田んぼで、こんな光景をみることが出来ました
一見、普通の稲刈りの風景と思いますが、少し機械が違いますね
やがて、機械の後ろから、こんな草の固まりが・・・これは、稲の固まりなんです
もう一つの農機械が、この草の固まりを持ち上げて
白いテープで巻かれて、あぜ道に、ポトンと落とされました
これで出来上がりですこのまま2ヶ月間、倉庫でじっくり保管されてから使われます
実はこれは、牛の餌になるんです
つまり、この田んぼは、餌米の田んぼなのです
価格変動が少ない、国産の餌を作るため、そして、過剰なお米、田んぼを消化するために、このような餌米を作る田んぼが、このJA豊栄管内に、数ヘクタールもあるんです
「2ヶ月保管し発酵した餌米を、牛たちは、喜んで食べてくれます。輸入したトウモロコシなどの餌を食べて育つ牛と違って、国産の餌を食べて育つので、そのお肉も、ひと味違って美味しいそうですよ」
と担当者は、話をしてくれました
人間が食べてくれないお米の分を、作る時から、牛たちのために作るのです。品種も我々の食べているお米と同じで、違うのは、手間暇をかけず、そして早め、青いうちに刈り取るだけです
平成20年産の新潟米も、昨年同様、大量に余っていて、それゆえ、平成21年産の一部が、餌米に転換されたようです
「全国の皆さんに愛されている高級米”新潟米”が、牛たちの餌米になるなんて、複雑な気持ちですね」とも言われました
平成20年産の新潟米で残っている品種は、ほとんどが”コシヒカリBL"で新品種”こしいぶき”は人気があるそうです
今年も、我が社では、”新潟県産こしいぶき”を、一年通じて販売します
よろしくお願いしま~す
今年の新潟米、我々の手元に来るのは、もうすぐです楽しみですね
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吉延の棚田、田んぼアート
今日は本山町にて!
産地から、こんな販促物が!