昨日、加東市立鴨川小学校へ今年度初めての”ごはんパワー教室”を開催してきました

この小学校は、全校児童２４名という小さな小学校です。今回は、この全校児童対象の授業となりました



小学校の2階　多目的ホールにて開催、このたび、Ｂ５ノートパソコンを持ち込み、プロジェクターを使って行いました

日米連より、あらかじめ講師用のフリップが送られてきますが、私は、このフリップを写真に撮り、それに付随する説明と画像に動きを加えたパワーポイントを作成しました。
昨年度の平荘小学校もそうだったのですが、子供達にとって、動きのついたパワーポイントの方が、興味津々で聞いてくれます
また大きい画像ですので、「見えない！」と言った声もなく、そして私自身も両手がフリーに使えますので、やりやすいです



今回、教材として籾（もみ）が１Ｋｇ、日米連より送られていましたので、すり鉢とソフトボールを使って、籾すりをしてもらいました
また、こうやって指で、籾を剥いて、籾から玄米を取り出してもらいました


 
次ぎに、”玄米から白米へ”
”玄米同士が摩擦して精米される”という原理を説明して、マジックミル、精米機の構造を説明、実際にマジックミルにて精米を実演して、搗きたてのお米を”見て、触って”もらいました。そして、ヌカにも触ってもらいました。

「搗きたてのお米、あったか～い！気持ちええ！」
「ヌカ触ったら、指がツルツルする！」

と言った、子供達の率直な感想の声が聞けました

その後、”ごはんパワー”について説明、ごはんを食べることがどうしていいのか？朝ごはんを食べることが、どんな効果があるのか？ごはんは、腹持ちがいい！などを説明しました

この小学校の校区は、加古川市と違い、いわゆる”農村地区”ですので、半分以上の子供が、”朝は、ごはん”そして全員が朝食をしっかり食べてきていました

”ごはんとおかずの食べ方も、みんな”三角食べ”で、”おかずだけ先に食べて、ごはんを後”といった”棒食べ”の子供もいませんでした

こんな感じで、昨年実施した加古川市内の小学校とは、なかなか感触が違いました
 

そして最後に、”質問タイム”です。こんなにたくさん手があがりましたみんな凄い質問攻めです

いろんな質問が出ました

例えば、「世界中でお米の品種は、どのくらいあるんですか？」
　　　　　　　「お米には、どうして品種を作るんですか？１種類でもいいのに・・・」
　　　　　　「うちでお父さんが作っているお米も、品種があるんですか？」
　　　　　　「アメリカで作っているお米は、どんな品種があるんですか？
　　　　　　　日本のより美味しいんですか？」

などなど、いや～まいった勉強不足で、答えに苦しむものもありました

そして極めつけがこの質問　
「ごはんは、どうして低カロリーなんですか？」
どうしてって・・・そう教えてもらったし・・・・困ったな・・・

「おじさんも勉強不足なんで、理科の先生、教えて！」
と会場におられた先生にヘルプを出すも、シーーン

いや～凄いですまいったまいった

帰社してから、この質問について考えてみました。やっぱり脂質の割合が少ないからなのではないでしょうか

 
多目的ホールに、こんな展示物がありました。こんな勉強もしているんですね

今年度最初の”ごはんパワー教室”、本当に疲れましたが、私自身も勉強になった授業でした

さあ、来月は、地元、別府西小学校で開催です！頑張ります！