2017年10月15日
あれから、明日で10年・・・・
さきほど、写真左の公園前を通って、
そして写真右の道路をまっすぐ突き当たり、右折して、我が社に到着
いつもと違う、大回りですが
この道を通ってくると、悲しい気持ちになります
2007年10月16日午後6時ごろ
当時、小学校2年生だった鵜瀬柚希ちゃんが、
”たけひろ公園”(写真左)で友人と遊んで 自転車で帰路、
写真右の道路を通り、この通りの中央付近の自宅に帰宅。
自転車を置いて、家に入ろうとしているところを、
何者かに刺されました。
その後、救急搬送されましたが、搬送する救急車内で死亡しました。
そうです、この事件から、明日で10年になるんです
10年となりますが、犯人は見つからず、未解決のままです
昨年、私が携わっている別府西小学校4年生稲作実習の取材をされた
神戸新聞の記者から先日、この事件のことでお電話をいただきました
「当時の事をお聞きしたい!」
ということで、当時を振り返りお話しをしました
ただ、振り返って話せば、するほど、
この悲しい出来事がどんどん想い起こされます
事件発生の翌日、この静かな住宅街は、騒然としたものになりました
私の会社は、この左の写真の道路を突き当たって、右に曲がって、
すぐの所にあります
我が社の前の道には、報道関係者の人が群がり、
多くの記者に声をかけられたものでした
上空はヘリが何機も飛び交い、
そして多くの警察官が警備に立たれていました
そんな中、子供達は保護者付き添いでの登下校、
本当に緊張の毎日でした
仕事で店の外に出たら、また店の前の自販機で飲み物の購入時、
記者が寄ってくる
本当に落ち着いて仕事が出来る状態ではないですね
ご近所のお家でも、
「深夜にドアホンを鳴らして、取材に来る記者もいた」
という話しも聞きました
そんな中、警察の方も我が社に来られ、
当日の従業員の帰宅ルートの確認などの捜査協力を求められました
地域が悲しみにあふれ、いろんな行事ごとも中止
そうそう、毎年10月末に開催される
地元、神戸製鋼所加古川製鉄所主催のイベント
「神鋼かこがわフェスティバル」も、この年は中止になりましたね
今では、静かな住宅街に戻りましたが、
この事件は、未解決のままです
10年という節目の明日
この事件どうなるのだろうか
本当に、10月16日は、悲しい日ですね