2017年02月09日
お米パーティ2017 in 別府西小学校
今年も1年間のお米作りの締めくくりとして
別府西小学校4年生企画立案による
「お米パーティ2017」
が先日2月1日に開催され、参加してきました
今年も、羽釜によるお米の炊飯を実施
まずは、洗米
この日、1斗(14Kgのお米を炊飯するため、数名の児童が手分けして、お米を洗米
私も、少しだけお手伝いしましたが、本当に冷たい水でした
2つの大きな羽釜に、洗ったお米を入れて
水を入れて浸漬します
「水加減は、西多君に、お願い!」と地元の先輩方からご指名
冷たい水に手を浸して、手の甲が半分少し浸かるぐらい、水を投入
水を入れるのは、先輩方ほんと、冷たい
続いて、釜の準備
たくさんの薪(写真左)と、
昨日、子供達が近くの浜の宮公園で集めてきた枯れた松葉(写真右)
松葉を下に引き詰めて、上に薪を置きます
ようするに、松葉が着火剤の役割をするのです
昔から、この地域は松林が多く存在していて、
村の先輩方のお話しによると、
子供の頃、学校から帰ってきたら、松葉や松ぼっくりを拾いに行くのが、
子供達の仕事だったようです
そして、そうやって拾ってきた松葉などは、お風呂を沸かすときや、
ご飯を炊くときに、薪などと一緒に入れられていたそうです
今回、少し新聞紙も入れて、点火です
やがて、こちらの釜では、こんな風に”おねば”が出てきました
湯気が少なくなって、頃合いを見てから、
いよいよ釜の蓋をオープン
湯気で、ご飯がはっきり見えませんが
給食室から、大きなしゃもじを借りてきて、釜の底から、
ご飯をほぐしてから、もう一度蓋をして、蒸らします
そして、おひつに移したご飯が、こんな感じです
美味しそうなお焦げご飯も出来てます
こちらのお釜では、味噌汁も作りました
さあ、お米パーティ2017の開会です
今日のメニューは、こちら
先ほど羽釜で炊飯したご飯、味噌汁、海苔、ふりかけ、それにお茶です
テーブルには、こんなお漬け物が2種類置かれてます
写真左は、昨年、別府西小学校で漬け込みした、たくあんです
ご飯に、やかんに入ったダシを入れて(写真上)、このお漬け物をトッピングして完成
だし茶漬け です
美味しい”だし茶漬け”でした
実は、このだしには、我が社で販売している
”あご入り鰹ふりだし”を使っていたようです
やかんに、”あご入り鰹ふりだし”の小袋1~2袋を入れて、
煮だしただけだったんです
こんな使い方があったとは、大発見ですね
私は、もう一杯、海苔でいただきました
地元、播磨灘で穫れた、大濱さんの海苔です
舞台では、子供達の劇が始まりました
プラカードで、ご飯のいいところを紹介
私が、ごはんパワー教室で教えた内容です
嬉しいですね
最後は、子供達が、こんな歌を歌ってくれました
(クリックすると大きな画像になります)
そして、お土産は、子供達の作ったお米とお手紙です
お米の袋も、子供達が一枚一枚、色鉛筆で描いています
本当に、子供達の感謝の気持ちが伝わり、
いつも楽しませてくれるこのパーティ
今年の別府西小学校4年生の皆さん、お米作り、ご苦労様でした
そして、ありがとう