2016年07月19日
お米マイスター全国ネットワーク会議 in 大阪
一昨日(7/17)、大阪・難波御堂筋ホールにて
第24回お米マイスター全国ネットワーク会議
が開催され、出席してきました
この会議は、年に2回、大阪と東京で開催されていて、
今回の大阪会場には、東は名古屋から、西は熊本から約120名の
お米マイスターが出席したそうです
会場は、講習会場と生産者、JAとの商談会場にわかれていて、
講習の合間の休憩時間を使って、商談会場に行く
といった段取りになっています
講習は2つが用意されていて、まず1つ目は、
「うまさを科学する~人は、何をどうすれば美味しいと感じるのか~」
と第して、龍谷大学農学部 伏木 亭 教授による講義でした
「消費者は口に入れた瞬時に判断する”おいしさ”」について
4つの”おいしさ”を説明された
①生理的なおいしさ・・・自分にとって必要な食物のおいしさ
②食文化のおいしさ・・・食べ慣れた食物のおいしさ
③情報のおいしさ・・・情報によるおいしさ
④やみつきのおいしさ・・・「脂肪、砂糖、だし」この3要素が組み合わさるとやみつきになる
特に最近③情報のおいしさにより、
人はおいしいと感じることが多いらしい
それは、”おいしいという情報”を得ることにより、
安全であり、確実であるからだそうです
たとえそれが、”おいしくなかった”という経験になっても、
まずは試してみるという行為に人は動く、
ようするにそれだけ、情報というものがおいしさの判断の決め手に
繋がるということですね
なかなか難しい話しでしたが、興味深い内容でした
2つ目の講習は、
「冷ごはんの効能再発見~注目の成分レジスタントスターチを学ぶ」
と題して、岐阜大学 応用生物科学部 早川 享志 教授による講義
こちらのお話しは先ほどよりも更に難しい内容で、理解に苦しみました
レジスタントスターチとは、糖質源、つまり、ご飯を摂取するときに、
副産物として摂取できる健康増進成分の事で、
この成分が食物繊維のような効果があると言ったことも
話されていました
ようするに、ご飯を食べることにより、
様々な健康増進が期待出来るということです
商談会場は、12の生産者がブースを出店されていました
今年より取り扱っているお米
”みずかがみ”の仕入れ先、落庄商店さん(写真左)
こちらも、頒布会で紹介している
”朱鷺と暮らす郷”の仕入れ先、JA佐渡さん(写真右)
我が社と馴染みの生産者の方々ともお会い出来、
今年の作況情報なども得ることが出来ました
この後は、懇親交流会、そして2次会へ
年に1度、この場所でお逢いするお米屋さんとの1年ぶりの交流、
そして新たなお米屋さんとの出会い、生産者との出会い
収穫ある有意義な一日でした
この会場でお逢い出来たお米屋さん、
生産者の皆さん、本当にありがとうございました
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