2012年08月19日
一番近い、お米の産地~2012/08/17 加古川市志方町
”産地訪問”といっても、我が社のある加古川市内です
同じ加古川市内といっても、我が社のある別府町から、この日に訪れた志方町までは、直線距離にしても、北に10㎞以上離れており、この日も、車で30分かけての移動となった
海の近い我が社の地域は、海からの風で、稲は潮の影響を受けやすいため、お米の生産には不向き
でも、この地域は、播磨平野の真ん中、雨が少なく、しかも台風の襲来も少ないため、昔から農業が盛んでした
加古川の稲作は、これまで、酒造用の掛け米として使われてきた”金南風”、”中生新千本”や”日本晴”といった品種が生産されていました
酒造用の掛け米というのは、お酒の醪(もろみ)を仕込むときに加える米のことで、”山田錦”のような「酒米」ではなくて、このような「うるち米」を使うことが多かったそうだが、近年、この掛け米にも「酒米」を使用することが多くなってきたそうです
それに加えて、平成7年に発生した阪神淡路大震災により、この地方から酒造用掛け米を供給してきていた多くの灘五郷の酒蔵が廃業してしまったこともあり、ますますこれらのお米が余り、売れなくなってきた
そんな中、「加古川の特産物としての加古川ブランドを作ろう!」という行政の動きを受け、平成9年、加古川市、兵庫県、JA、加古川米商連、志方東・高畑営農組合などで構成する
”加古川ブランド米推進協議会”を結成、
「加古川ブランド米を作る!」ことになりました
加古川ブランド米、「鹿児の華米」の誕生です
このお米の栽培は、堆肥、深耕による土作りを行うとともに、減肥、減農薬、そして自然送風乾燥により出荷しています
このJA兵庫南 志方高畑ライスセンターにより、全量自然乾燥されるため、収穫より出荷まで、2週間以上の日数がかかります
でも、それだけ、丹精こめて作られているので、
この加古川の地でも、”こんなに美味しいお米”が出来るのです
「鹿児の華米」平成9年産の誕生の時、品種は”どんとこい”でした
しかし、この品種、多収性で食味が安定しない欠点があることから、平成16年産より品種を”コシヒカリ”に変更
ただ”コシヒカリ”は、”どんとこい”に比べ穂丈が高いため、深耕している田んぼでは倒れやすいという欠点があります
そのため、70株の株数を50株に減らし、日当たりや風通しをよくし、茎を太くして倒れにくくするなどの工夫をして、栽培されています
現在の田んぼの様子です
稲穂がすでに頭を垂れています
来月初旬~中旬頃に収穫予定です
今年は、豊作型のようです
このまま無事、収穫出来ることを願いたいです
これは昨年産です
昨年は収穫直前に台風の大雨の影響で、近くの河川が氾濫、田んぼがダムの役割をして、この地方の被害を最小限に食い止めましたが、水の引いた田んぼは、この通り、稲が倒伏、全量2等米という結果になってしまいました
今年は全量一等米を期待しています
「鹿児の華米」は現在15ヘクタールのみで生産されているため、収穫量はわずかです
このお米は、市内小学校の3学期の学校給食のお米として使われている他、JAや米商連の店舗で販売されていますが、数量が少ないため、あまり消費者の皆さんは、目にされていないのが現状であり、それが課題でもあります
今年、この地方では新しいブランド米として
「志方健やか米」が誕生します
こちらの品種は、”ヒノヒカリ”、生育はまだまだ出穂していない状態です
こちらのお米も楽しみです
我が社でも取り扱うことにしていますので、お楽しみに
地元、加古川の農家も頑張ってます
地元、加古川の”美味しいお米”、皆さん、よろしくお願いしま~す
同じ加古川市内といっても、我が社のある別府町から、この日に訪れた志方町までは、直線距離にしても、北に10㎞以上離れており、この日も、車で30分かけての移動となった
海の近い我が社の地域は、海からの風で、稲は潮の影響を受けやすいため、お米の生産には不向き
でも、この地域は、播磨平野の真ん中、雨が少なく、しかも台風の襲来も少ないため、昔から農業が盛んでした
加古川の稲作は、これまで、酒造用の掛け米として使われてきた”金南風”、”中生新千本”や”日本晴”といった品種が生産されていました
酒造用の掛け米というのは、お酒の醪(もろみ)を仕込むときに加える米のことで、”山田錦”のような「酒米」ではなくて、このような「うるち米」を使うことが多かったそうだが、近年、この掛け米にも「酒米」を使用することが多くなってきたそうです
それに加えて、平成7年に発生した阪神淡路大震災により、この地方から酒造用掛け米を供給してきていた多くの灘五郷の酒蔵が廃業してしまったこともあり、ますますこれらのお米が余り、売れなくなってきた
そんな中、「加古川の特産物としての加古川ブランドを作ろう!」という行政の動きを受け、平成9年、加古川市、兵庫県、JA、加古川米商連、志方東・高畑営農組合などで構成する
”加古川ブランド米推進協議会”を結成、
「加古川ブランド米を作る!」ことになりました
加古川ブランド米、「鹿児の華米」の誕生です
このお米の栽培は、堆肥、深耕による土作りを行うとともに、減肥、減農薬、そして自然送風乾燥により出荷しています
このJA兵庫南 志方高畑ライスセンターにより、全量自然乾燥されるため、収穫より出荷まで、2週間以上の日数がかかります
でも、それだけ、丹精こめて作られているので、
この加古川の地でも、”こんなに美味しいお米”が出来るのです
「鹿児の華米」平成9年産の誕生の時、品種は”どんとこい”でした
しかし、この品種、多収性で食味が安定しない欠点があることから、平成16年産より品種を”コシヒカリ”に変更
ただ”コシヒカリ”は、”どんとこい”に比べ穂丈が高いため、深耕している田んぼでは倒れやすいという欠点があります
そのため、70株の株数を50株に減らし、日当たりや風通しをよくし、茎を太くして倒れにくくするなどの工夫をして、栽培されています
現在の田んぼの様子です
稲穂がすでに頭を垂れています
来月初旬~中旬頃に収穫予定です
今年は、豊作型のようです
このまま無事、収穫出来ることを願いたいです
これは昨年産です
昨年は収穫直前に台風の大雨の影響で、近くの河川が氾濫、田んぼがダムの役割をして、この地方の被害を最小限に食い止めましたが、水の引いた田んぼは、この通り、稲が倒伏、全量2等米という結果になってしまいました
今年は全量一等米を期待しています
「鹿児の華米」は現在15ヘクタールのみで生産されているため、収穫量はわずかです
このお米は、市内小学校の3学期の学校給食のお米として使われている他、JAや米商連の店舗で販売されていますが、数量が少ないため、あまり消費者の皆さんは、目にされていないのが現状であり、それが課題でもあります
今年、この地方では新しいブランド米として
「志方健やか米」が誕生します
こちらの品種は、”ヒノヒカリ”、生育はまだまだ出穂していない状態です
こちらのお米も楽しみです
我が社でも取り扱うことにしていますので、お楽しみに
地元、加古川の農家も頑張ってます
地元、加古川の”美味しいお米”、皆さん、よろしくお願いしま~す
前日に大雨、でも田んぼは大丈夫でした! ~2022/08/06 滋賀県長浜市 農工舎、落庄商店
コウノトリに出会えました! ~2022/08/06 豊岡市出石町 西垣農園
高知県南国市の田んぼ ~2022/07/09高知県南国市
吉延の棚田、田んぼアート
今日は本山町にて!
産地から、こんな販促物が!
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