2011年11月02日
作況指数”101”ですが・・・
10アールあたりの平均収穫量を”100”として当該年産のお米の収穫量を指数で表す”平成23年産米の作況指数”が発表された
すでに9/15現在の作況指数は”101”と発表されていたが、先日27日には10/15現在の作況指数が発表となった
業界紙”商経アドバイス10/31号”のトップに掲載
作況指数は”101”、数量にして8万トン過剰
しかし、サブ見出しにもあるように”豊作ムードなし”
理由としては、いろいろあるが、その中でも簡単な例を言うと・・・
東日本大震災の影響で、宮城、福島、岩手などは、作付が減ったというものの、この3県で収穫量は約100万トン
詳しく書くと福島県約35万、宮城約36万、岩手約28.5万トン
東日本の生産地に対する風評被害が懸念される中、この”8万トン過剰”豊作にもかかわらず、集荷が進まず、お米の値段が高騰
西日本のお米に人気が集中の状態が続く・・・
でも、このまま西日本のお米だけでは、足らないよね・・・
この状態が続くことが、我々米穀業者にとって心配・・・・
「宮城、福島のお米はいらない!西日本のお米で!」
と言われるお客様が多いですが・・・
大阪のお米屋仲間の方が、
「売れなくても、”宮城ひとめぼれ”を仕入れて、店頭に並べた!」
というお話を聞きました
東日本の農家を守るためにも、我が社でも今後、昨年同様”宮城ひとめぼれ”を販売することを計画中です
「せっかく1年間苦労して作ったお米なのだから」
やはり応援しなくては・・・・皆さん、どう思いますか?
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