2007年11月17日
お通夜にて・・・
昨日、同業者お米屋の店主が亡くなられました。もちろん、わたしより年輩の先輩経営者です
業者の会の会長をされたり、また旅行や、飲み会でもご一緒させていただいたこともあり、親しくお付き合いさせていただいておりました。
それだけに、突然の知らせに驚きました。
昨夜のお通夜式には、同業者お米屋の店主もたくさん参列されました。皆さん、ご年配の方ばかり、私が一番若輩者です。
「ワシより先に行きやがって・・・次はワシの番だ・・・」
「順番抜かすやつがあるか!こんなに若いのに・・・」
と口々に嘆かれる声を聞くと同時に、このような時に参列する同業者の数が、少なくなってきている寂しさも感じます。
参列されている店主の方々、本当にご老体の方ばかりですが、お米屋さんをされています。
”息子さんがいない”という訳ではないのです。息子さんはおられていても、会社勤めをされていて、米屋の後を継いでいないのです。
「もう先が見えてる商売やから、息子に苦労させたくない!」といわれるますが、私は、「せっかく築かれたお店なのに・・・」という気持ちでいっぱいです。
店主がお亡くなりになり廃業されるお店もありますが、ほとんどが、”この仕事の後継者がおられない”、ゆえに廃業される所がほとんどです。
それゆえ、業者会でも集まる人数が少なくなり、そして、いつまでたっても、私が一番若輩者なのです。寂しいことですね。
ただ、今回亡くなられた店は違います。息子さんが数年前からお店を手伝っておられます。
私より若い同業者、米屋の店主が誕生しました。負けられませんね!頑張らなくては!
”米屋は、先が見えてる商売”とは私は思いません!むしろ”日本の主食、日本の食文化を守る商売立派な仕事”と思っています。きれい事といわれるかも知れませんが・・・
”食の偽装事件”が相次ぐ中で、今後も、”安全なお米”の販売につとめたいと思っています。
若い同業者、初めての後輩経営者と共に・・・・・
故人のご冥福をお祈りいたします・・・