2010年08月24日
米トレサ制度の説明会
今日は、神戸地方合同庁舎にて、兵庫県、及び、農水省近畿農政局主催の「米トレサビリティ制度説明会」に出席してきました
この制度は、事故米不正規流通事件を受けて、発生した過程で何が問題になったかを検証し、お米の流通について整備をすることを目的とした法律で、今年10月1日より、お米及びその加工品を取り扱う、または提供するすべての事業者(生産者、販売業者、飲食店)に対して書類整備、及び保管が義務づけられ、そして、来年、平成23年産よりは、消費者に対して、産地情報の伝達が義務づけられるという、非常~に、説明のむずかし~い内容の制度です
たくさんの資料、チラシなどをいただきました。そして1時間半に渡る説明があり、その後、質疑応答。
私も質問をしましたが、様々な質問が飛び交いました。
今回の参加者は、我々米穀業者の他に、イトーヨーカドー、関西スーパーといった量販店のバイヤー、また飲食店経営者、米菓、米粉などの加工業者など様々、それゆえ、いろんな見解の質問が飛び交ったわけです。
この説明会は、私が受けた今日午前の部の他に、同じ神戸で午後にもう一度、県北部の和田山にて、そして姫路でも開催、兵庫県下で4回開催されます
お米の生産地(川上)の情報を、消費者(川下)に正確に伝達することを目的としたこの制度ですが、運用にはいろいろな不明点が多く、今後も、この制度について、十分な勉強が必要かと思いました。
そして、この制度の対象となる事業者及び生産者が兵庫県下だけでも、約12万事業者数となるだけに、これらすべての事業者、米生産者にこの制度を周知するのは、まだまだ時間が係ることでしょう
ただ我が社としては、”お米の専門店”として、この米トレサ制度にはいち早く取り組み、関係帳簿整備に取り組んでいくつもりです
お米の表示については、もう一つ大切な法律、”JAS法に基づく表示”があり、この法律との連携にも、少々疑問が残っています。
今度、「かこらく」で販売するこのスティックライスにも、当然のことながら、このような”JAS法に基づく表示”をおこなっています
お米を買うとき、皆さん表示を見て買ってますか?その表示、理解出来ますか?
そんな疑問がある方は、是非とも、「かこらく」で我が社ブースへお立ち寄りください
お米のプロ「お米マイスター」がお待ちしております
さあ、今年の「かこらく」まで、あと11日です
やばい!やばい!うちのブース、準備間に合うかな
皆さん、9/4(土)9/5(日)は、加古川市役所前広場へ
商工祭 第8回 加古川楽市
よろしくお願いしま~す
かこらくのHPは、こちらです
今日の神戸も暑かったです
会場までは、地下鉄「三宮・花時計前」から徒歩10分、汗だくになりました