2010年07月27日
花キラリ総会&平成22年産米説明会
一昨日25日(日)、我が社の取引先である(株)はくばく和穀の会事業部主催の「花キラリ総会&平成22年産米説明会」が大阪・淀屋橋で開催され、出席してきました。
この会は、毎年1回、東京、大阪、名古屋の3会場で開催されており、今年で5回目を迎えます。
今年もまず、特約店総会から始まり、昼食をはさんでから、説明会、講演会へと続きました。
総会では特約店の代表が議長をされまして、進行。以前、私も議長をやったことがあったっけ
平成22年産米説明会では、花キラリをはじめとする新プロジェクト米が紹介されました
平成22年産米は、新プロジェクト米がパワーアップ、取り扱ってみたいお米が山ほど出てきました
今年も新品種をはじめとする、新しいこだわり米として、我が社もどんどん取り扱ってみようと思っています
続いて、産地情勢報告のお時間
今回は、”JAさが”さんと”高知県本山町農業公社”さんが、来られていました
先月の高知産地訪問の時にお世話になった、本山町農業公社の和田さん、田岡さんと来られており、再会出来ました
今回は、こんなハッピを着て、PRに来られてました気合い入ってるね~
休憩をはさんで、基調講演は、(株)ラクシュミー 代表取締役 塩田鹿納命氏
「美容業界からみた米穀業界への提言」と題して、ご講演されました
塩田氏は、”環境にいい美容”を心がけておられ、廃液が環境や、頭皮吸収により人体にも害を及ぼすと言われる通常の”カラー剤”と違って、パーマ・ヘアダイを最小限に抑え、髪の毛の素材をこわさず最大限に活かすヘアスタイルを目指すための植物染料”ヘンナ”を研究、開発。”ヘンナ”を使った、パーマ、美容を行われているそうです。
「ほとんどの美容師が髪の事を知らない。パーマ、毛染めでどんどん髪の毛を壊している!いったい女性達、お客様は、自分の髪の毛の行き先をどう見据えているのだろうか?」との業界の話から
「お米屋さんも同じで、お米の事を知らない。
消費者がどんなお米を必要としているのか?どんな生産者が作っているのか?どうしてこのお米がいいのか?
素人の気持ちで、考えることが必要であり、それが出来るのがお米屋さんだ!」と提言された。
また、美容業界と共通しているという事で
「ものの値段がさがり、低価格のものしか売れない世の中になってきた。
お米は、これまでお米屋さんでしか購入出来ない時代から、どこでも購入出来る時代、そして商社の農業参入により、自分達で作る時代へと向かっている。
美容業界も同様に、これまで、少しのパーマでも、美容室へ通っていた女性が、自分でするようになったり、
毛染めに通っていたご婦人も、自宅で毛染めをする時代へとなってきた。
”自分達だけしか出来ない事は何か?”そのように視点を変える必要があるのではないだろうか?」とも話された。
”こだわり”という点では、塩田氏の
「完璧にものを提供出来る自信があるから、消費者が何を欲しがっているか?それを自分が出来るか?」を考え
「自分が理解出来る、納得するお客様に対して、自分の出来る事を精一杯する」というポリシーには感動した。
演題から想像して、”どんな講演になるか?”想像がつかなかったが、今後のビジネスのいいヒントをいただけた講演であったと思う。
久しぶりにお逢いした気の合うお米屋さん仲間、そしてこの日大阪に宿泊される本山町から来られた産地の皆さん、そして(株)はくばくの営業の方と一緒に、梅田、お初天神通りにある「炉端長屋一一」というお店で、懇親会
ここでも、あつく語り合いましたまた次回の再会が楽しみですね
さあ、平成22年産米新米の入荷まで、あとちょっと、平成22年産米も頑張って販売するぞ