今日は、ひさびさに、ＬＰガス関連の話題を

我々ＬＰガス販売業者は、安全で安心なＬＰガス供給業務を遂行するため、様々な官庁への書類提出が義務付けられています。

そんな届出義務の一つをご紹介します

我々ＬＰガス販売業者が、３００Ｋｇ以上の供給設備を設置する場合は、管轄する消防への届出が必要となっています

３００Ｋｇというのは、５０Ｋｇボンベ６本の設備です
ＬＰガスの供給設備は通常最低２本のボンベを設置、片方から供給し、供給側のボンベがなくなると自動的にもう片方に切り替わるようになっています。
ですから３００Ｋｇというと、５０Ｋｇ３本×２が設置されていることになるのです

このような大きな設備を設置するところは、ガスを大量に使う料理店や、おおきな集合住宅（マンションなど）そして公共の建物などで、今回、この３００Ｋｇの届出をした供給設備も、公民館なんです


対象物件は、ここ今年４月にオープンした尾上公民館です

移転前、浜の宮公民館の供給設備は２００Ｋｇで、ここも当初は２５０Ｋｇの設計だったのですが、「男の料理教室」や様々な教室が開催されるようになって、使用量も増加傾向にあり、このたび３００Ｋｇに変更しました


３００Ｋｇ以上になると、このように、消火器と看板を設置しなくてはいけないのです

 
昨日、加古川東消防署の方が、検査に来られ、ここを担当する社員と一緒に立ち合いました。

届出した書類に基づき、適正な設備になっているかのチェックです。もちろん、合格しました

こういう書類を作るのは本当に面倒ですが、これも法令鎮守のための私の仕事の一つです